嗚呼深淵なるダイブマスターへの道
このブログは、自称最強ダメダイバーの相方(最近は結構安定してきてあんまりおもしろくないのだが…)と安く楽しく安全に、ダイビングを楽しむためにはどうしたらいいかということを追求するのが、本来の意義だ。
そのために私はどこまで行けばいいのか。
どこまで行けば愛する人をしっかり守りながらダイビングを安全に楽しむことができるのか。
現在私はMSD、だが、スキルという意味ではまだまだなのは否定できないし、現地サービスにセルフで…と連絡を入れても経験があまりないようですので…とお断りされてしまうこともあり、悩み悩みつつダイブマスターの資格に挑戦することにした。
以前、40本くらいのときにREDを取り、知識を身に着けてから経験を積むことの意義を感じたのも、多少影響している。
実際のダイブマスター講習に至る前段階
事前に送られてきていた厚さ2.5㎝程のマニュアル2冊。
出張続きで全く見る暇がない。
それでもかろうじてナレッジレビューの回答をいくつか埋めて置き、うまいタイミングで病歴診断ももらうことができた。
このマニュアルを読んでいて思ったのだが、はっきり言ってわかりづらい。
ただ、私の理解が及んでいないだけなのかもしれないので、ここに関してはまだいったん深堀はせずに置いておく。
実際のダイブマスター講習の流れ
さて、いよいよ当日。
朝7時半集合。
前日に、
「明日は、ファンダイビングのアシストです。ブリーフィング、ガイドをしてもらいます。いきなりフルスロットルです」
と、連絡が来ていた。
まじか(笑)
いきなりガイドか。
それなりに評価されているものと思うべきか(ぽじてぃぶ(笑))
不安な気持ちも抱えながらも時間より少し早くサービスに到着。
本日のファンダイビングのお客さんはご家族4人組とのこと。
講習のブリーフィングを受けつつ、本日のゲストについて当初聞いていたのが、機材すべて持ち込み、ウェットスーツのみレンタルだという。
機材持ち込みなのにウェットスーツは持っていないの?
普段どんな寒いところで潜っているんだろう…
なんかおかしい気がするが、ともあれ頷き、本日のゲストをお迎え。
話してみてやはり全く情報が違う。機材はほぼフルレンタル。
お父さんDM1500本、お母さん400本、ただしお二方ともブランク1年、2年。息子君二人がOW数本。ブランク2年、3年。
これはほぼスキルチェックか体験ダイビングだなと思いつつ大慌てでレンタル機材をそろえる。
今は目の前の課題に対処するしかない。
私自身の不安などにかまっている暇はない。
しかしまずこれで1時間ほどロスしてしまった。
サービスを受ける側と、提供する側、実際にその立場が変わると見えてくる風景もがらりと変わる。
経験豊富なはずのお父さんも、ブランクのせいか普段潜っているというフィリピンなどのお殿様ダイビングのせいか、、ウェイト…何㎏だろう…という状態。
個人的には、講習ではなくファンダイブなのであるし、普段潜っている場所のスタイルをある程度踏襲してあげてもいいような気はしているが、今日のインストラクターさんはかなりガチなスタイル。
時間を多少犠牲にしても自分でやってもらう方向性だ。
なんだかんだドタバタしながらも、ようやく機材も準備でき、ウェットスーツも着てもらえた。
さあ、いよいよダイビングだ。
つづく。
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