ウキウキ気分の上級者ポイント

先日、沖縄に行ってきた。

沖縄へ行くに至った経緯はざっくり端折るが、なんと今回は一人旅だ。
ヒトリということはそれはもうどこに潜っても自分とガイドさんのことだけ気にしておけばいいということだ。

で、あれば。

で、あるならば。

チョーっと上級者ポイント行っちゃおうじゃないか。

いや、相方のことがいないから羽が伸ばせるとかそういうことじゃない。
やはり相方を守るためには自分は色々余裕を持てるようにならないといけないじゃないか!経験が必要なんだよ!

…(´-` )

と、いうことでチョイスしたのが

粟国島

那覇から北西に約60km。周囲およそ12kmあまりの小さな島で、映画「ナビーの恋」のロケ地にもなったことでも有名です。
かつて粟(あわ)の産地であったことが島名の由来ですが、現在は漁業と農業が中心の静かな島となっています。
ダイビングポイントは島の西端の『筆ん崎』で、断崖絶壁になっています。とにかく回遊魚遭遇率が非常に高く、春先から夏にかけて群れるギンガメアジの群れが有名です。

PADI ウェブサイトより
https://www.padi.co.jp/scuba-diving/scuba-vacations/vacation-spotlight/spot.aspx?sptcd=jp_1257

古宇利島USSエモンズ

沖縄本島北部の人気ドライブスポット「古宇利島」の沖に沈む、第二次世界大戦中に日本軍の5機の特攻隊に攻撃を受け沈んでしまった米海軍の駆逐艦USSエモンズが、戦後70年をすぎた今でも原型をとどめた状態で水底に横たわってるいる沖縄本島No1の沈船ポイント

フィールダイブ
https://www.feeldive.com/emonzu/

どちらもなんだかすごそうじゃないか。

この時点で、140本くらいもぐっているけど、ほとんど伊豆や三浦のビーチか、沖縄でも前回は子供もいたのでだいぶ初心者向けポイントにしか行っていない。
そろそろもっと海のアドベンチャーに踏み込んでもいいんじゃないかという思いもある。
(セルフダイビングのアドベンチャー感はなかなかよいけれど、それはそれだ)

よし、行こう。
セルフバディやらに色々聞いて粟国島もエモンズも何とか予約は取れた。

粟国島のダイビングショップさんから来たメールには、潮の流れに負けない硬いフィンをご用意ください、なんて書いてある。

硬いフィンなら大丈夫だ。
スーパーミューXXがふにゃふにゃすぎるといって買ったマレスのAvanti Power様が私にはついている(笑)

今まで、こんなの買っても、ちょっと蹴ると進むから楽だなーなんて、楽をするためにしか使われていなかったフィンだけど、これは今こそ本領発揮だ!と浮かれていた。

正直に言うがとにかく浮かれていた(笑)


前日にゴリラチョップで潜り(これはこれでネタいっぱいだったがそれはまた改めて)、機材を洗ってガイドさんと別れ、レンタカーに乗り込んだところで携帯が鳴った。

翌日の粟国島のガイドをお願いしていたお店からの電話だ。

はーい、けんじです、明日よろしくお願いしますー!(浮かれてる)

あ、スミマセン、何度か電話したんですが…はい、明日のことで…

ん?なんかトーンが暗いぞどーした。

船が出ないので粟国島には行けないことになっちゃいました…

なにおー

聞いてみると、8人以上ゲストが集まらないと出ない船、翌日の申し込み人数はわずか3人。

平日ダイバー…がんばろうよ?!

つづく