このブログでは、格安ダイビングを標榜している。
で、あれば外せないのはセルフダイビング、またはバディダイビングだ。
かくいう私も、最近ようやくセルフダイビングをするようになってきたのだが、これは大変よろしい。
まず安い。そして時間の組み立て方も自由。
ガイドさんに気を使わなくてもよい(笑)
やはり休日、 ビジネス関係にない自分と気心の知れたパートナー同士だけでダイビングに没頭できるのはとても気が楽だ。
今回はそんなセルフダイビングのメリットと、リスクをご紹介したい。
セルフで潜るためにはどうしたらいい?
まずセルフで潜るためには、
一つは、よく行く現地サービスで聞いてみること。
セルフで潜るために必要なのは、タンクやダイビング機材と、今日はどんな計画でダイビングをしていますよという記録を受け付けてくれる、陸で待ってくれている人だ。
登山のときの入山届のようなものかな。
何かあったときに気づいてくれる人がいないと、助かるものも助からなくなってしまうから。
機材は自分できちんと用意した方がよいと思う。レンタルでもよいかもしれないが、自分の機材を持っていない人がセルフで潜ってきちんと帰ってきてくれるかどうかというと、やはり不安が残ることが多いだろうから、初めてのところで機材フルレンタル、タンクも貸してもらって自分たちだけで潜ります、といってもきっといいですよとは言ってもらえないだろうと思う。
よく行く現地サービスで、いつもレンタルしているけど、これまでいつもガイドしてもらっていてよく知っていて、この機材はいつも私専用ね、くらいであれば、機材レンタルでもタンクを貸してくれるところもあるかもしれない。
タンクを貸す側も、そのダイビングスポットを管理している以上、安全管理をしなければならないのは当然のことだから。
もう一つは、普通にウェブサイトなどでもセルフダイビングを受け付けているダイビングスポットもある。
私は東京に住まいがあるので、三浦半島や伊豆半島によくいくが、いくつかセルフダイビングの申し込みをウェブサイトから申し込めるところがある。
もちろんそれらのダイビングスポットには、上級者向けスポットの本数制限と同じくセルフダイビングを受け付ける基準があって、それを満たさないとタンクを貸し出してはもらえない。
ただ、当然ながら一番重要なのは自身のスキルであって、潜った本数やランクはあくまでも参考に過ぎない。
少なくとも、水中でパニックにならないという自信、残圧管理、中性浮力、方向に関するスキルや、時間の管理くらいは最低限押さえておかなければ、事故につながる可能性が高くなるのでまずはしっかりスキルを磨くことをお勧めする。
セルフダイビングのメリット・デメリット
そういったリスクの他にデメリットとして考えられることは、ガイドさんはやはり毎日潜っているプロだから、いろんな珍しいものを見つけるのが上手、しかしセルフでは…ただもぐって帰ってきただけと言うことにももちろんなり得る。
それをデメリットと感じるのであれば、大きなデメリットだろう。しかし最初はただセルフでもぐって無事計画通り帰ってくるだけでも、素晴らしい達成感が味わえる。
本来は、ダイビングの認定証というものは、インストラクターやガイドがいなくてもダイビングをしてもよいよという意味の認定証だ。
例えばPADIのオープンウォーター、持っている人がおそらく一番たくさんいるのであろうが、このランクでも、二人だけでもぐってもいいよと、その認定はもらっているはずなのだ。が、しかし、日本のダイバーの現状ほとんどはそうなっていなくて、ダイビングとはガイドさんが案内してくれるもの、インストラクターさんが引率してくれるもの、と思われている節が非常に強いように思う。
実際にセルフダイビングをするようになって思ったことだが、自身の位置の把握、ダイブプランなど、セルフダイビングをするようになると、普段ガイドさんに任せきりで気を抜き勝ちなところに当然のように神経が行くようになる。それ以後、ガイドさんと潜ったときにもしっかりとそれが意識できるようになるのだ。
安い、気楽、意識や技術の向上、メリットの多いセルフダイビング、たまには取り入れてみてはどうだろうか。
参考URL:
https://buddydive.jp
http://www.oda-jp.com/diving/self.html
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