先日、3泊4日のグアム旅に行ってきた。
久しぶりのグアム旅のレポートは改めて書くとして、今回はちょっとした
旅の小技
の紹介を。
今回は昼前の便で成田を出発し、夕方ごろグアム着、その日に1本ナイトダイビングをして、翌日から二日間潜りっぱなしというプランだった。
飛行機のグアム着が16時、ナイトダイビングの現地ショップさんがホテルにお迎えに来るのが17時30分。着陸から1時間半後には準備を整えてホテルのロビーにいなければいけないことになる。
ちょっとでも飛行機が遅延すればアウトだし、荷物が出てくるのが遅れてもアウト。何より心配なのが出国ゲートでのあの長蛇の列だ。これが一番時間がかかる。
現地のショップさんに、遅延とか出国ゲートとかで時間かかるかもしれないんですけど…とメールで連絡すると、
「ESTAを使うと早いみたいですよ」
とのお言葉。
ESTA!
そういえば、グアムに行くときにいつだか誰かに言われたことあるな。ESTA申請した?と。
なんだそれはと思っていろいろ調べてみるとどうやら米国への入国許可の事前電子申請ということらしい。さすがアメリカ、いろいろ進んでるぜ。
しかし、グアムは逆にそのESTAがなくても入国できるらしく、ほとんどの人は申請していない。現に、私も前回前々回と申請していない。申請にはお金がかかるし、なんだかよくわからないから、なくてもいいならしないというのは全く持って自然なことだ。
そんなESTA 、今回はグアムに着陸してから入国ゲートを早く抜けるためにと申請をしてみたのだ!
申請の仕方に関しては、別のエントリー(ESTA申請の仕方 写真多くてスミマセン)で書いているので、そちらを参照してもらいたい。
◆◆◆
飛行機の中で書いておく書類は税関申告書だけ。飛行機の中で書類を配っているときに
Do you have ESTA?
ESTA 申請されてますか?
と言うようなことを聞かれるので、そこはやや不安になりつつも元気よくYes!と答える。
すると紙を一枚くれるのでそれにだけ記入することになる。この紙は家族で一枚書けばいい。
さて、飛行機を出て入国ゲートにむかう。
このエリアは写真が取れないので言葉での説明だけになるけれど、入国のゲートが並んでいるのが見えるところまでくると、
←アメリカ人、ESTA保持者用ゲート
●
外国人用ゲート→
というように、プレートが立っている。
よくわからんがとりあえずESTAレーンに突撃だ。と、左へ向かう。
◆◆◆
イメージとしては、空港の自動チェックインカウンターと同じシステムだ。
もしくは、スーパーのセルフレジだ(笑)
黒くなっている画面に触ると申請が始まる。
1.まず言語を選択する画面が出る。なんと日本語がある。勝利を確信する。
2.パスポートの顔写真のページをスキャナに読み込ませる。
3.指紋を両手四本ずつスキャンする。
4.何日滞在とか、何の目的だとか、どこに泊まるのだとか、なんかそんなようなことを入力する。でも全部日本語だから楽勝だ。
5.レシートが出てくるのでそれをもって入国管理官のゲートの列に並ぶ。★ここがポイント、ESTAからのレーンにはほとんど人がいない。レシートをもらって列に並んだ時点でもう入国は目の前だ。
6.入国管理官にパスポートとレシートを渡すと、How many days?とか聞かれるので4days!なんて答える。わかんなくてうあーうあーと言ってると「ナンニチ?」とか「モクテキハ?」なんて聞いてくれるのでこれも安心。
そしてあっさり入国。
飛行機を降りてからここまで約10分。
この時間のメリットは大きい!
余り早く行き過ぎると荷物が飛行機から降りていないということもままあるが、今回はそんなこともなく。何とも手際のよいスタッフのおかげで(実は飛行機が着陸してから機内を出るまで少し待たされてて、その間に荷物だけ出てたからなんだけど)、荷物レーンにはすでに荷物が並んでいて。
ひょいっとピックして税関書類出して、あっという間にタクシーの列に。
タクシーのおいちゃんにPIC!と告げるとなんと着陸から1時間もしないでホテルの部屋で荷解きをしていることができたのだ。
ナイトダイビングにも十分間に合って、長旅お疲れさん、などと相方とグアムビールを一杯開ける余裕すらあったのだー!
いやーこりゃ楽ちん。
日本の出国ゲートも指紋で自動化だし、今までの出入国の長蛇の列のストレスがないというのは素晴らしいですなー。
とはいえ、グアムもそのうちESTA申請が必須になる方向らしいので、これで早く入国できるのも、今のうちだけなのかも。
しかし今のうちはこのメリットはしっかり享受したいもんです。
旅は賢く快適にね!
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