前回初めてのウェットスーツ購入 3㎜? 5㎜?の続き。
そうしていろいろ迷った挙句に購入したのが、こちら↓
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安い!(笑)
今であれば3㎜なんてサーフィンに使うか南国でしか使えないことはよくわかっているけれど、当時は南国でしか潜ったことがなかったんだから仕方ない。
この3㎜のウェットスーツで6月の大瀬崎に潜ったところどうなったかというと、
当時のログを見るとやはり確かに水温17℃。
3㎜ですか…
と、今思えばガイドさんの表情も幾分堅かったような。
そういえば、寒いと思いますよ、とも言われていたようないなかったような。
しかし何はともあれ、ぽちゃんと行ってみる。
1本目。(ログ的には8本目だった)
最大水深12.2m、時間30分、水温17℃
いろいろ回って潜って楽しんで、なんということもなく上がって帰ってきた。
ガイドさんは、寒さには相当強いみたいですね。大瀬崎の伝説になりますよとまで…
さすがにそこまで言われると伝説レベルなのか…?と、不安にもなる。
2本目。
最大水深16.2m、時間35分、水温17℃
25分を過ぎたあたりからだろうか、いわゆる足の感覚がなくなるような感じ、雪の中を歩いていると足の感覚なくなりますね、あれと同じような感じになってきた。体の方はそれほど寒さを感じたわけではなかったけれど…ちなみにブーツは3㎜のブーツ。ストラップフィン。
水から上がってガイドさんが、どうでした?と聞くので、最後の方、足の感覚がなくなってきて…と話すと、それが普通ですよ、とのこと。
いや、最初から無謀でしょと言ってくれたらいいのではとも、思ったが。まぁこうして無事に上がってきてしまっているので、あながち完全に無謀だったというわけでもない。。このスポーツは本当に人によってピンからキリまでの幅が広いのだなと。
お話では、同じ時期に3㎜のスプリングで大瀬崎に潜っていた外国人の方もいたようで、それならば無謀でしょと止める理由もないわけだ。止めるも何も、自己責任なのだなとよくわかった経験だった。
要するに、
自分がそれでよければ(かつ周りに迷惑をかけなければ)なんでもアリ
なのだ!
その後、このウェットスーツ、ほつれるわ穴空くわひざは擦り剝けるわで今となっては散々な状態だが、このエピソードの後に新たに購入した3㎜のベストを下に一枚着用することによって上半身だけは都合6㎜となり、現在でも普通に使用している。
写真のような穴あきだが、中に着ているベストのおかげか、まるっきり冷たさも感じない。
◆◆◆
ダイバーが100人いればダイビングスタイルは言ってしまえばそれぞれ100通りある。
全員が楽しく潜って帰ってくることができるなら、ウェットスーツが3mmでも5㎜でも、極論ハダカでも、何でもいいのだ、実は。
今でも、水温22℃くらいまでなら3㎜ベスト+穴あき3㎜フルで私は元気に潜っている。
が、決してこれを勧めはしない。
試してみて、問題なければマネしてもよいとは思うけど、絶対に「こうすれば大丈夫だよ!」とは勧めない。
絶対に勧めない。
下手をすれば、低体温症になって水中で身動きが取れなくなってしまう可能性だってある、危険な行為になりかねないから。
ただ、私の場合は大丈夫な範囲が一般的なところよりも広かったようで、偶然大丈夫だっただけのことだ。
試すのも、自由だし、止めないけれど、改めて、ダイビングは自己責任のスポーツなんだということ、よくよく理解したうえでそれでも試してみるというのなら、それはそれで試す価値はもちろんある。
◆◆◆
それぞれの工夫次第で、ダイビングはどんどん楽しくなる。
ガイドさんに、水温17℃の海で、今日は3㎜で潜ってみます!といっても、大丈夫ですか?とは聞かれても、絶対やめた方がいい!とはガイドさんはいってくれないかもしれない。だがそのガイドさんが、悪いわけではない。ちゃんとしたガイドさんなら、それでも寒いかどうかは海の中でちゃんと聞いてくれるだろうから、寒かったら1本目は早めに切り上げて、2本目は5㎜のを借りたらいい。前もってちゃんとそんなお話をしておけばいい。
私はインストラクターではないし、ただ、実際にこうしてみたよ、というだけのただの1ダイバーに過ぎないので、参考にしてもよいけど、自己責任だよ、ということだけは改めてお伝えしておきたい。
ちなみに3㎜ウェットスーツのメリット。
安い・動きやすい・早く乾く・たたむととてもコンパクト・水着に感覚近くて海の中で気持ちいい❤
デメリット。
さむい。使い方間違えて下手すると死んじゃう(マジで。でもそれは5㎜でも同じだけどね)。
使い方を間違えないように!
みんなが楽しくダイビングを続けられますように。
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